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Oct 11, 2006

GT-Rと少年

とある晴れた日。
R君のメンテナンスをしていると、一人の少年が話しかけてきた。

「すみません、今何時ですか?」
古典的なナンパのようである。
年のころは中学生。自転車の似合う少年である。

時刻を聞いても少年は、立ち去ろうとしない。
『『まさか、カツアゲ(笑)』』

少年の眼差しはR君に向いている。
「これって、R32のGT-Rですよね?」
どーやら、車に興味があるらしい。

「車が好きなのか?」
「はい、GT-Rが大好きです」

はい、合格!

「ワインレッドって珍しいですよね、カッコいいです」

はい、合格!!

時間にして、20分ほど少年と会話を楽しむ。

いまどき珍しく、ミニバン等は興味がないらしい。

まだまだ、世の中捨てたもんじゃない。
こーして、走りに興味を持った少年がいるじゃないか。

免許取得まで5年、高校に進学したらバイト代を貯めて車を買うらしい。
もちろん【R32GT-R】だと少年は言い切った。

ナイス、志!!!

何か言いたげな少年の目。
なかなか言い出しづらい事らしい。

察したオイラから誘ってあげた。

『横、乗ってみるか』
「ハイッ!」

初めて乗るGT-Rがフルブ号。
感じた事のない速度とGを体に受け、少し驚きながらも目は輝いていた。


別れ際、
「僕が免許を取るまで、乗ってますか?」

「おう!」

「良かった。今日はありがとうございました。」


5年後、少年のGT-Rと遭遇する日を、楽しみにしてよう。

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